オサマ・ビン・ラディン師を題材にした書籍は数多いが、いずれも米国、ないしはユダヤ十字軍の価値観と利害に基づいて書かれており、イスラム教徒側の声は無視されてきた。我々は、いわゆる「同時多発テロ」後の2001年11月、独自のチャンネルを通じてラディン氏とコンタクトを取り、同氏の公式自伝を日本で公開する意向を打診、了解を得た。さらに、我々が別に求めた日本人へのメッセージについても、ラディン氏は快諾してくれた。その公式伝記の一部を、ここに公開する。 |
「われわれの目的はイスラム革命である」【1995年8月 仏紙】
インタビュー① (抜粋準備中) 1993年12月28日 【インディペンデント】 |
インタビュー② (抜粋準備中) 1996年夏 【インディペンデント】 |
米国への宣戦布告 (英文) 1996年8月23日 「2つの聖地を占領した米国への宣戦。アラビア半島から異教徒を駆逐するために」 |
インタビュー③ (英文) 1996年11月 【ニダウル・イスラム】 "…彼ら(アメリカ人)は、広島や長崎と同じように、女子供がたくさんいる都市に爆弾を落としつづけ、ついには、2つの聖地まで占領してしまった。アメリカは、今も人権と自由の旗を高々と掲げながら、獣ですら敢えてしないような大罪を犯すまで堕落してしまっている" |
インタビュー④ (抜粋準備中) 1997年3月20日 【インディペンデント】 |
インタビュー⑤ (英文) 1997年3月下旬 【CNN】 |
ファトゥワ (和訳全文) 1998年2月23日 【アル=クドゥス・アル=アラブ】 「ユダヤ人とキリスト教徒に対する聖戦を喚起する国際イスラム戦線の声明文」 |
インタビュー⑥ (和訳全文) 1998年2月 【週間ポスト 98年9月11日号】 |
インタビュー⑦ (和訳全文) 1998年5月28日 【ABCニュース】 "…アメリカの歴史は、民間人と軍人を区別していないし、女性と子供すら区別していない。長崎などへの爆弾を使った連中なのだ。これらの爆弾は子供と軍の区別をつけることができるだろうか?" |
インタビュー⑧ (英文) 1998年12月28日 【ABCニュース】 "ユダヤ人とは、アッラーがコーランの中で、嘘と犯罪で預言者を攻撃し、マリアさえも罪に問うた人達として引用したほどの人種だ。彼らはアッラーの預言者さえも殺害している。それでも私たちは、いたずらに、彼らが人を殺したり、財産を強奪したりしないように望んだりするだろうか。彼らは人類が創造されたのは、自分達以外の人種を利用し、利益をむさぼるためだと考えている。アメリカ人がしていることは、まさにそれと変わりがない。アメリカ政府はアメリカそのものを破壊に導いている。それゆえ私たちは、すべてのアメリカ人とりわけアメリカ兵の母親、そしてすべての母親たちに言いたい、子供達の命を大切に思うのであれば、ユダヤ人の利益を大切にする政府ではなく、子供達を大切にしてくれる、愛国心のある政府を選ぶべきだ、と" |
インタビュー⑨ (和訳抜粋) 1999年1月11日 【タイム】 |
インタビュー⑩ (英文) 1999年6月10日 【Jamal Isma'il】 |
声明(和訳抜粋) 2001年9月12日 【アウサフ紙】 "9月11日に米国で起きた複数の爆破事件に関わっていない。しかし、一連の攻撃を支持する。残酷な者による非道な振る舞いに、抑圧された人々が抵抗している、その一環の行動だからだ。罪のない人命が失われたというが、パレスチナで殺害されるイスラム教徒にも罪はないのだ。罪もない人々がパレスチナで殺されているのに、なぜ米国人は何も言わないのだ。 私にはパレスチナ人をイスラエルの抑圧から解放する使命がある。パレスチナ人は米国がイスラエルに供給したミサイルや戦闘機による爆撃で苦しめられている。 たとえ米国がウサマ1人を除外しても、何の益もない。ウサマは何人もいるからだ。" |
声明 (和訳抜粋)2001年09月16日 【アフガン・イスラム通信】 " 米国は私を公然と非難しているが、私は(テロを)やっていないと断言する。" |
FAX声明 (和訳全文) 2001年9月24日 【アル=ジャジーラTV】 |
声明 (和訳抜粋)2001年9月25日 【アル=ジャジーラTV】 "あなた方はテロを残虐だというが、アメリカはもっと残虐なことを今迄、しばしばやっている。アメリカ政府は盗賊の親玉だ。アメリカは人の血を飲み、時々人の肉を食わねばならないのだ。アメリカ国民は間違っていなくても、政府の言う事に言いなりだ。自分の頭で考えて欲しい。" |
インタビュー⑪ (和訳全文) 2001年9月28日 【Ummat】 |
ビデオ演説① (和訳全文)2001年10月07日 【アル=ジャジーラTV】 "…米国が、地の果てにある日本で、数十万人にも及ぶ一般市民を(原爆で)殺したときも、犯罪とはならなかった。イラクでの百万もの子供たちの死も正当化された" |
ビデオ演説② (和訳全文)2001年11月3日 【アル=ジャジーラTV】 "米国のアフガニスタン攻撃は、預言者ムハンマドの時代以降、イスラムに対する最も激烈な十字軍戦争であり、ブッシュ自身が十字架の旗を高く掲げている" " 住民は米中枢同時テロに関与したという証拠もないのに(米国の)攻撃にさらされている" |
インタビュー⑫ (和訳全文) 2001年11月9日 【ドーン紙】 |
ビデオ演説③ (要旨・抜粋/全文準備中) 2001年12月26日 【アル=ジャジーラTV】 "米国に対するテロは賞賛に値する。なぜならばそれは、われわれの同胞や子供を殺戮するイスラエルへの支援を米国にやめさせることを狙った、不正義に対する反撃だからだ" "ウサマが死のうが生き延びようが米国の終焉は近い。われわれの若者は偉大な行為を成し遂げ、イスラム教徒の誇りを呼び覚ました" |
ビデオ演説④ (準備中) 2002年11月12日 【アル=ジャジーラTV】 "イエメン沖でのフランス籍タンカー炎上、バリ島での爆発、モスクワでの作戦行動などニューヨーク、ワシントンへの攻撃後に起きた出来事は、返礼の行動だ。ムスリムがイスラムの防衛を熱望していることの表れである。" "米国の同盟国の人々(英仏伊)は、われわれを暗殺し、爆撃するのと同じ目に遭うだろう" |
録音声明 (要旨/全文準備中) 2003年2月11日 【アル=ジャジーラTV】 1、われわれは敵に対する殉教攻撃の重要性を強調する。こうした攻撃は米国とイスラエルをかつてない恐怖に陥れた。 1、かつてのイスラムの首都(バグダッド)を占領しようとする十字軍作戦に最大の懸念を抱いている。イスラム教徒の財産を略奪し、他のアラブ諸国と同様、ワシントンとテルアビブ(イスラエル)の支配者に従うかいらい政権を樹立する企てだ。 1、悪の国家がどうやってイラクを打ち負かすことができるだろうか。米国のうそやスマート爆弾、レーザー誘導爆弾を恐れることはない。 1、敵を長期の接近戦、消耗戦に誘い込むようよう助言する。敵は市街戦を恐れている。空襲の効果を無にする最も有効な方法は、無数の塹壕(ざんごう)を掘りそれをカムフラージュすることだ。 1、基地を提供したりして米国に味方する者はイスラム教の背教者であることを知るべきだ。 1、戦争はアラーのためだけのものであり、イラクを含む不信心なアラブ諸国のためではない。社会主義政党とサダム(フセイン・イラク大統領)が権力にとどまるか否かは関係ない。 |
録音声明 (抜粋/全文準備中) 2003年2月16日 【アルハヤト紙】 "[ブッシュ米大統領は]愚かな現代のファラオ。[米国は、イラク攻撃後にイランのみならずエジプト、シリア、スーダンを攻撃し]中東地域の分断を計画している。米国人を恐れるな。われわれはしばしば彼らに打撃を加え敗北させた。彼らは敵と向かい合った時、世界で最も弱虫な人種だ(イスラム諸国が一丸となれば米国を倒すことができる)。(米国とイスラエルの十字軍の長期戦略は、中東地域に大イスラエルをうち立てることにあり、アラブ諸国は無策である)" |
『証拠ビデオ』は本物か?
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