見直し論者はアメリカのホロコースト記念館に反対


ブラドレー・スミス

 スミスは以下のテキストを、多くの出版物、大学印刷物に掲載した。

 この広告は多くの議論を巻き起こした。そしていくつかの場合、彼の言葉の内容を弱め、信用を落とすような注釈付きで掲載された。にもかかわらず、このテキストは全米の若者にホロコースト問題について議論させる大きな材料となった。

 


テキスト本文

 このテキストは、「ホロコーストは一度も起きなかった」ということを主張するものではない。そのような主張をする人は、問題を複雑にするだけだろう。このテキストが主張するのは以下のことである。「アメリカ・ホロコースト記念館は、殺人用ガス室の証拠も、ドイツ『絶滅政策』のためにガスで殺された犠牲者の証拠も、提示してはいない。」

 問題は「ホロコーストは起きたのか?」ではなく、「ガス室がなかったのなら、ホロコーストとは何だったのか?」である。

 ホロコースト記念館は、ドイツ人が在欧ユダヤ人を殺人用ガス室で殺害したと嫌疑をかけている。それならば、そう主張する証拠を提示する道義的義務があるだろう。ガス室が存在したかどうかについては、真実よりも感情を優先させるべきだと主張する人もいる。しかしそうした人は、自由な探求、公共の議論というアメリカに古くから伝わる美徳に背いていることになる。同時に彼らは大学の理想をも裏切っている。そしてそれは誰のためなのか?

* 何が事実なのか?

 ホロコースト記念館がビルケナウ収容所・ガス室の「証拠」として挙げているのは、プラスチック模型である。これはポーランド人芸術家が想像して作り上げたものである。マイダネク収容所・ガス室の「証拠」としても、金属ドアを模造したプラスチック製ドアが陳列されている。そして驚くべきことだが、アウシュヴィッツ収容所・ガス室の証拠は展示されていない。ポーランド・アウシュヴィッツの地下室は、毎年何十万人の訪問者を集めているにもかかわらずである。

 ホロコースト記念館は、ブーヒェンヴァルト、ダハウでのいわゆるガス室について全く触れていない。しかしこれらの収容所は、戦後、アメリカ兵とドイツ市民が「ガスで殺され、焼かれた」犠牲者を20万人以上目撃したと断言した場所である。

 目撃者証言は政治的意図の下、感情的な状況で取られた。そしてこうした証言こそ、第一の真実であるという考え方があった。しかしこの考え方は、イスラエル最高裁によっても否定された。イスラエル最高裁はジョン・デムヤニクを釈放する際、「彼が『ガス室』を運営していた」という証言には信憑性がない、との判断を下したのである!

 デボラ・リプシュタットは「ホロコーストの否定」という書物を著し、この本は大いに評判になった。この中で彼女は、「見直し論者 (彼女の言葉では『否定論者』) と議論すべきでない」と主張している。その理由として彼女は、「ガス室の話題に関しては議論はできない」ことを挙げている。しかしこの点こそ、見直し論者が力を発揮する点である。見直し論者の理論は事実のみに基づいており、それ故、反駁される可能性を含んでいる。しかし絶滅を唱える人々は「カルト」の域に達しており、それについては「信じる」他ないのである。

 私がリープシュタット女史や彼女の取り巻き連によるガス室議論に同意しないのは、何も彼らがシオニスト、ユダヤ人だからというわけではない。それはどうでもいいことである。私が彼女に同意しないのは、彼女が公共の議論を嫌っている点に関してである。私は自由社会では、あらゆる意見は公共の場における議論によって、最もよく表現され得ると考えている。

 ホロコースト記念館は、「『ガス室』という見え透いた嘘にすら誰も反駁しないだろう」と、たかをくくっていたようである。それゆえ、ホロコースト記念館は、「新しい『絶滅収容所』のガス室を発見した」と主張するに至った。

 ではその証拠として、何が挙げられたのだろうか? それは「ホロコースト生存者・症候群」にかかった人の頭から生み出された、確認も取れない空想であった。記念館の歴史家すら、その絶滅収容所の場所を知らない。ともかく、それはギーセンの近くに「あるらしい」とされている。しかし「あるらしい」とはどういうことか? それが二億ドルもかけて建設された記念館の展示内容なのか?

 ガス室殺人を否定すれば、その存在を信じている人、例えばホロコーストのロビイストから、私は反ユダヤ主義者と批判されるだろう。このほとんど宗教的な熱烈ホロースト主義者たちは、第二次世界大戦中にユダヤ人が被った経験について、「自分たちは純粋に感じることができる」と主張する。だからこそ、私が彼らの信奉する「真実」について私が疑うなら、私の意見は捨て去られねばならなくなるのである。

 ウィンストン・チャーチルは、第二次世界大戦史について六冊の本を書いた。ドワイト・D・アイゼンハウアーも、回想録を残している。しかしこれらの中には、殺人用ガス室の記述などどこからも出てこない。それをホロコースト・ロビイスト、そしてホロコースト記念館はどう説明するのか?

 ガス室というこの歴史問題に関して、自由に議論することには意味がないと考える知識人もいるかもしれない。ならば彼らは、ガス室だけでなくあらゆる歴史問題に関して、自由な議論に意味がない理由を自問し、その答を私たちの前で明らかにすべきである。

* ホロコースト記念館の運営・技術

 ホロコースト記念館の展示技術は、悪意ある暗示と不正直な省略とで満ちている。例えば、訪問者がホロコースト記念館ツアーの最初に出会う展示は、壁一面の写真である。それは、アメリカ兵が積まれた遺体を焼いている写真である。その写真の文脈から、訪問者はこの死体が殺害されたユダヤ人のものと考える。

 しかし、この囚人は本当に殺されたのか? それとも戦争末期の壊滅的数週間、チフス、または他の病気で死んだのか? 連合国・医療班の解剖結果によれば、囚人は病死していたことが判明している。「ガス」で殺された人など一人もいなかった。そのような重要な情報はこの展示では全く省略されている。私たちは写真の死体が、ユダヤ人かどうかすら分からないのである!

 訪問者はこの写真の意味など分からず、そして記念館の意図に逆らいたくはないので、これは在欧ユダヤ人の「ジェノサイド」を表しているのだという、誤った、政治的結論に到達してしまう。

* 記念館に電話しよう! あなた自身で確認しよう!

 私はガス室について自分が間違っているのなら、それを喜んで認めたいと思う。解剖による証拠、戦時文書など、あるのなら知らせてほしい。少なくとも、それらは記念館には展示されていない。記念館に電話しよう! そしてあなた自身で確認しよう! 電話番号は (202)488-0400 である。そして記念館の展示の中で、ガス室の証拠が本当に展示されているかを聞いて、その結果を新聞などで発表してほしい。そうなれば何が真実かが分かるだろう。

 ガス室物語に光を当てることはユダヤ人には利益がない、と思っている人もいるかもしれない。しかし、この馬鹿げた主張に私は反対する! 自由な探求は、ユダヤ人にも利益となる。ちょうど私たち全員に利益があるように。いずれにせよ、自由な探求に乗り出すべきである。

 


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